床下の点検!! (水道管)編

今回は、長年住んでいる家のどこをチェックしていけば家は長持ちするのか?

第3弾として床下のチェックポイントその2についてご紹介します。

 

【第3弾】

◆水道管編~

木造住宅の大敵は、水と白蟻です。

水は雨による外壁の劣化、結露による木材の腐朽、天然の湿気などとなります。

その中でも、住宅に大きなダメージを与えるのが床下の湿気です。

その要因の一つとして考えられるのが・・・水道管の劣化や腐食です。

床下に潜って、もしこういった現象を発見したら要注意です。photo (1)

090730haikann-thumbnail2   錆が酷く劣化が激しい状態です。

 

こういった ” 腐食 ” の原因は・・・使われている水道管の素材や環境に要因があります!!


【配管の種類・特徴】

 

・塩ビ管 : 最も一般的に使われている配管で、腐食に強く、低コスト。

・鋼管 : 現在ではあまり採用されないが、古いお家では結構使われている。

年数が経つと腐食して穴が空いたり、錆水、異臭などが発生する恐れがある。

・架橋ポリエチレン管 : 近年よく採用されている配管で、施工性、加工性、

耐食性、耐熱性に優れる。

・ポリブデン管 : 架橋ポリエチレン管と特徴は似ていて、耐衝撃にも優れているが、

架橋ポリに比べ耐熱性で劣る。

・ステンレス管 : 衛生的で、耐久・耐食性に優れている。高コスト。

 

※上記配管の中で注意するのが・・・特に ” 銅管 ” を使用している場合です。

  年月がたった家だと、このまま放置すれば、当然の様に腐食が進み、水漏れを

  起こしてしまいます。水漏れを起こすことにより、床下での湿気による木材の腐朽や

  カビの発生、又、水道料金のアップなどとなります。

 

【 現在では・・・ 】

架橋ポリエチレン管 という配管を採用しています。

IMGP24171 pic07 479_1

この配管を使うと、耐腐食性はもちろん耐熱性や施工性にも優れており・・・

なにより、配管が床下で見えるようになるので万が一漏水した際にすぐに

発見ができ対処できます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA j2-3

 

※このようにリフォームでも、大変活躍できます。

 

最近水道の出が悪かったり、味に違和感を感じたり、水道代が多くなったりと・・・

ちょっと気になりだしたら、ぜひお近くのみぞえ住宅展示場へご連絡ください。