こんにちは、みぞえ住宅の宇都宮です。
色シリーズ第9弾、今回は紫色の心理効果をご紹介します。
紫と心の関係…
紫色は、情熱的にさせる「赤」と、人を冷静にさせる「青」が混ざり合うことで出来る色です。
五感のなかで触覚と関係が深いのは紫色で、想像力をかき立て感受性を高めてくれます。
紫色は、古くから世界的に高貴な色として存在していました。
合成染料が開発されるまで、貝から紫を採取したとされていますが、
貝から採れる量は非常に少なかっため、身分の高い人間しか身に着けられなかったようです。
日本でも、冠位十二階の制度で「最も位の高い色」として歴史の授業で習ったと思います。
これらの要因により、潜在意識として「紫=上品、高級」といったイメージがあるのかもしれません。
紫とインテリア
神秘的な空間や高級感のある空間だったり「非現実的」を生み出したい場合は、紫色が最適です
また、音楽を聴きながらその情景をイメージするといった「感受性」も高めてくれるため、
クリエイターやアーティストが好む、何かを生み出す時に向いている、とも考えられています。
ただし、赤と青といった反対の色を使用してつくられている、非常に個性的な色なため、合う色が少ないです。
しっかり計画を練って合わせなければ、
ただただ落ち着かない部屋になってしまいますので、注意が必要となります。
色の扱いが難しい分、スピリチュアルな空間を生み出すにはもってこいの色ですので、
そういう機会があった際には、しっかり計画を練って使用してください。