和風平屋の家建築情報!!

こんにちは!小倉東店 千々和です。

ひきつづき田川地区にて建築中の和風平屋建ての家の情報をお伝えしたいと思います。大工さんのお仕事が完了し、現在はクロス張りや塗り壁などの左官屋さんの作業が進められています。

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和室の現況です。施工が完了した床柱や化粧柱に養生用のダンボールを巻いて保護しています。

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杉絞り丸太の床柱に、ケヤキの落とし掛け(写真左)、長押(写真右)を取り付けています。この取り付けは、丸い床柱に対して、四角形の落とし掛け・長押を綺麗に合わせるのは、四角どうしの部材を合わせるよりもずっと難しい作業です。ですが当社の大工さんはこのように本当に美しく仕上げてくれます。熟練の技術あってのものです。

余談ですが、写真右の長押(なげし、と読みます。)という部材について少しご説明します。

この部材は本来は立っている柱と柱を水平方向につなぐ構造材としての役割でした。その後時代と共に使い方が変化し、武家屋敷では敵襲に備えヤリを隠す為に使われたりもしました。

現在では飾りの役割として、床の間や仏間をしつらえた格調の高い真壁造りの和室に重要な部材となっています。